ここ数年で、保健所のHIV検査を受けるゲイの方は増えてきました。
有料のハッテン場では「コンドームは絶対につけて!」「HIV検査に行こう!」という啓蒙活動をしているところが増えていますし、ゲイフレンドリーのクリニックも増えています。
しかしゲイが感染する性病はHIVだけではありません。
保健所でHIV検査を受けているゲイは増えていますが、その他の性病は「具合が悪くなってから受ける」という人が多いです。
クラミジア、淋病、梅毒、B型肝炎、C型肝炎などゲイ同士のセックスで感染する性病は沢山あります。どれも早期発見・早期治療で治る病気ばかりなので、定期的なチェックをおすすめします。
HIV検査を受けたことがあるのは全体の6割ほど
少し古い情報ですが、2008年の「厚生労働省・エイズ予防のための戦略研究」によると、HIV検査を受けたことがあると答えた人は61.7%でした。
HIV検査を受けてない人の多くは「受ける機会がなかったから」という理由です。
性病に感染しても症状が出ないことは多い
クラミジアや梅毒などは、感染しても症状が出ないケースがあります。
しかし放っておけば進行し、症状が出た時には前立腺炎などの重症化していることが少なくありません。症状が出てから初めて検査を受けて、検査結果が出たら「クラミジア・淋病・梅毒のトリプルパンチだった」なんて例もあります。
症状が出ないからといって見ないふりをするのではなく、定期的な性病チェックをおすすめします。
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